函館市文化・スポーツ振興財団

ライマン・スミス  1835年~1920年

函館、北海道をフィールドに自然科学の調査、研究を行ったお雇い外国人。

ライマン・スミス

アメリカの地質学者であり鉱山学者のライマンはマサチューセッツ州のノーサンプトン市に生まれた。

ハーバード大学卒業後、地質調査の仕事に従事。フランス、ドイツと地質鉱床の調査を行い、明治3年、イギリス政府の依頼でインドの油田調査を行った。

5年11月開拓使の招きで助手のマンローとともに来日。北海道各地の地質・鉱床の調査を行い7年6月に第1回報告書を提出した。

9年には道内の調査を完了し、「北海道地質総論」、および「日本蝦夷地質要略之図」等を提出した。14年任期満了により帰国した。

函館ゆかりの人物伝